葬儀の流れ
ODAGAWA視点
他では説明されない葬儀進行のポイント
POINT 事前準備
【喪主の決定】
喪主は遺族代表の立場になります。本来葬儀は、後継者のお披露目の場でもありました。しかし昨今はそれに縛られない傾向にあります。
【お墓・宗旨の確認】
葬儀式とは宗教儀式の為、葬儀形態に影響が及ぶ事がございます。トラブル回避の為にもあらかじめ宗教者とのご相談をお勧めいたします。
【葬儀形態】
余裕がございましたら、宗教形式・規模、予算優先か品質優先かなどのイメージを想定されるとよいでしょう。

POINT 葬儀社を選ぶ
生前にあらかじめ葬儀社を決めておきますと大変安心です。病院で葬儀社を紹介される場合がありますが、断っても失礼にあたりません。「決まった葬儀社がある」ときっぱり伝えましょう。
また葬儀社が決まっていない場合は、ご搬送だけでの依頼でも問題はございません。ご安置が済んでからの葬儀社の変更は可能です。
慌てず慎重に芯のある誠実な葬儀社を探しましょう。
詳しくは下記Q&Aをご参考ください。

POINT ご逝去からご安置まで
いざというときは、すぐにフリーダイヤルにご連絡ください。深夜でも早朝でも、お電話1本でお伺いします。大切な方がご逝去され、何をどうしたら良いのかわからない時に、的確に対応することが葬儀社としての義務と考えるからです。
安置場所はご自宅か安置室のどちらかになります。
「お迎え〜ご安置」、特に「自宅へのご安置」もしくは「自宅でのご逝去」は葬儀社として力量が試されます。故人様を丁重にご安置する、それが「ODAGAWA品質」です。

POINT 打ち合わせ
故人様をご安置した後、打ち合わせがございます。葬儀形態・規模・場所・日程・費用の順になります。
第一印象が不快、対応が横柄、判断を急かしてくる葬儀社は例え打ち合わせ中であっても依頼を断る勇気をもちましょう。この時点であれば葬儀社の変更はまだ可能です。

POINT お式まで
殆どの葬儀社はこの期間を軽視し、特に説明もなくスタッフが入れ替わり立ち替わりになる事もあります。式当日までの時間があればあるほど、故人様のお手当や葬儀内容の変更などが発生しやすくなります。小田川葬儀社ではこの期間を重視し『PIC葬儀師』が丁寧に対応いたします。
【納棺や旅支度】
お布団で安置されている場合ですと、納棺の儀式を旅支度やお手当とともに納棺師が行います。故人様に直接感謝を表せる儀式となりますので、ご親族など近しい方もご参加いただくことをお勧めいたします。

POINT お通夜
お通夜とは葬儀に向かって、残されたご家族が故人様の死を受け入れるために一緒に過ごす最後の時間です。
近年では一般の会葬者を迎えることが一般的です。通夜式が終わった後は、感謝の気持ちを込めて宴席を設け、おもてなしをします。
ご家族には開式の1時間ほど前に会場にお越しいただきます。最近は通夜のお付き添いによる宿泊はされない事の方が多くなりました。またコロナ禍以降はお通夜を省略するケースもあります。

POINT 葬儀・告別式
葬儀式=宗教儀式、告別式=偲ぶ会(花入など)のことです。しかし昨今は認識に曖昧さがございますので、告別式やお葬式などの言い方でも問題はございません。
小田川葬儀社は、宗教儀式・お焼香→お花入→ご挨拶→ご出棺と進行いたします。
出棺前の挨拶が遺族代表の挨拶です。昨今はご導師退場と同時に挨拶へ移行する葬儀社が多いようですが、本来はお花入後の出棺直前の挨拶をもって葬儀告別式が終了となります。

POINT 火葬(荼毘)
霊柩車やバスで火葬場(斎場)に向かいます。また式場と火葬場が併設の場合は徒歩で向かいます。
火葬時間はおおよそ1時間〜2時間。お骨上げ(収骨)の後に忌中払いのお食事を振る舞います。しかし地域によっては火葬時間の合間に振る舞うこともございます。

POINT 納骨・自宅飾り
土葬の頃は必ず葬儀当日にお墓へ埋葬されていました。近年もその名残を継承し当日に納骨される方もいらっしゃいますが、大半の方が四十九日法要時かお墓がご用意できてからになります。
ご自宅には祭壇を設営します。ご遺骨やご遺影、白木の位牌などを安置します。また故人様のお好きだった食べ物やお花をお供えし忌明けまでを過ごします。ご家族や葬儀後の弔問客はこの祭壇でお線香を手向けます。

葬儀のQ&A
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葬儀社を見分けるポイントは?
・会社所在と役員氏名、経歴、挨拶が明確に提示されている。・WEBサイトや会社パンフレットが良質な仕上がりになっている。・事前相談を丁寧に対応している。対面での印象に清潔感がある。・公営斎場や寺院での葬儀を丁寧に説明する。・分業制ではない。・エンバーミング(高額)を無理に勧めない。 等 詳しくはお気軽にご相談ください。弊社へのご依頼でなくても大丈夫です。相談者に合う葬儀社を無料で診断いたします。 -
どの葬儀社も似た様なPR内容で違いが分かりにくいです。何が違うのでしょうか?
まず、葬儀社は大きく分けて次の3つに分類されます。
A,大手自社施行葬儀社(分業制)
B,大手紹介施行葬儀社(下請け制)
C,小規模葬儀社(自社と下請け)
どの葬儀社もPRが似通っていることが多く、内容としては、
1.低価格で明朗会計 2.自社式場 3.式場数 4.施行実績 5.24時間365日対応 6.自社統計のお客様の声 7.耳障りの良い言葉「ありがとう」「安心」「よりそう」「地域密着」など 8.品質 9.アフターケア 10.会員システム 以上10項目がよくうたわれております。
1. 『低価格で明朗会計』
B:該当。しかしポータルサイト運営による紹介マージン業のため、下請け葬儀社の品質は担保されておりません。また地域に慣れていない葬儀社が施行することもあります。ただし、ブランド展開の葬儀社紹介は、価格重視ではないケースもあり、施行する葬儀社によっては質の高いサービスを受けられます。費用最優先の場合はニーズにマッチいたします。
2. 『自社式場』
A:立派な式場が多いですが費用は高めです。費用を抑えますと例え立派な式場であっても簡素な部屋で簡単に済まされてしまいます。
B、C:よくうたわれている「1日1組」。これは非常に狭い式場がほとんどですので「1日1組」しかできないという方が正しいです。また、コストを抑えた相当簡素な造りになっている事が多いです。お住まいの近くにこれらの式場があり、近くの式場が最優先の場合はニーズにマッチいたします。
3. 『式場数』
A.B:該当。他社葬儀社の自前式場でなければ、ほとんどの葬儀社が提携可能です。式場にこだわりがなければ特に式場数を気にする必要はございません。
4. 『施行実績』
何万件施行があろうとも1件を大切に施行しているかが重要です。件数の多さは資本力の大きさになります。
A:大きい会社最優先の場合はニーズにマッチいたします。
B:何万件施行とうたっておりますが、実際は自社施行ではない事が殆どですので該当いたしません。
5. 『24時間365日』
A.B.C:該当。葬儀社はこの条件でないと営業できませんので、どの葬儀社にも共通する内容になります。
決して特別なことではありません。
6. 『自社統計のお客様の声』
A.B.C:該当。客観的な意見は大切な情報になります。ただし、自社のWEBサイトで掲載されているものとなりますと、選別がなされているといってよいでしょう。載せたくない声は省くものです。また「クチコミサイト」の評価は自作自演のサクラやプロへ依頼する葬儀社もありますので、高評価すぎるクチコミは慎重にご判断ください。できましたら信頼ある方からの直接のご紹介をおすすめいたします。
7. 『耳障りの良い言葉』
A.B.C:該当。皆様の目を引こうとキャッチーな言葉を並べすぎている葬儀社は、事実との乖離が大きいことが多いです。
葬儀の責任者が最初から最後まで責任をもって担当することが最低限の担保です。そして「責任者の資質」と「組織の方針」に左右されます。したがって小田川葬儀社は、組織に最も大切なものを「人材」と考えており、その方針が皆様への信頼に繋がると信じております。
8. 『品質』
残念ながらどこも該当いたしません。弊社も含め葬儀業界全体がまだ未熟であり洗練されておりません。それは業界、組織の責任だと思っております。小田川葬儀社は葬儀業界のイメージ刷新の為に、健全な組織体制の追求、高等人材育成、上質なサービスを目標に業界のリーディングカンパニーを目指しております。
9. 『アフターケア』
A.B.C:該当。しかしそれは利益ありきのアフターケアです。売上のないサポートはされないでしょう。小田川葬儀社は例え売上にならないご相談でも対応いたします。気軽に葬儀コンシェルジュとしてご利用ください。
10. 『会員システム』
A.B.C:該当。入会していることで安心できる方にはニーズにマッチしているといえるでしょう。しかし小田川葬儀社は会員システムを採用いたしません。理由は皆様にとってはほぼデメリットしかないからです。いざという時からでも葬儀社への依頼は可能ですし、ご相談もできます。そもそも式場費用無料や値引きという会員メリットというものは、会員にならずとも提供できるもののはずです。それを会員のみの特典にするという事は、目的が将来のご依頼の確保とそのための個人情報の獲得にあります。
会員になってしまうということは、たとえ入会費用が無料であっても相談者の選択肢を少なくする要因にもなりますので、慎重にご判断ください。 -
故人の状態は大丈夫でしょうか?
故人様の状態は必ず時間とともに悪化いたします。進行を遅らせる方法は
1.エンバーミング 2.冷蔵安置 3.早期の納棺 です。
1. 『エンバーミング』
ご遺体を殺菌消毒したあと、血液と防腐剤を完全に入れ替えて人間の組織を固定します。またその施術の為に故人様を専用の施設へ移動し施術後にご自宅へ戻ります。費用は20〜30万円ほどです。以上から高額費用に加えて施術は心情的にも受け入れ難いものだと思われます。特殊な事情を抜き一般的ではないと考えます。
2. 『冷蔵安置』
専用の冷蔵室に納棺された状態で安置されることが多いです。室温は5℃で保たれますが、弊社ではドライアイスー79℃を直接当てる事も必要と考えております。夏場や日数が延びる場合は大変おすすめです。費用は1日1万円ほどでドライアイスは別途必要になります。
3. 『早期の納棺』
自宅や葬儀社の安置室で布団でのご安置は、早期の納棺をおすすめしております。葬儀社安置の場合は1万円ほどで、自宅の場合はドライアイス代のみになります。布団の場合ですとドライアイスは1日1回以上の補充が必要になります。またドライアイスのお手当は1回1万円前後が多いです。
金額面の負担増もあり2か3が現実的です。故人様の状態の保全とご家族のお気持ちをいかに両立させられるかは葬儀社としての資質が問われます。小田川葬儀社はここを非常に大切にしております。「もう少し自宅の布団で寝かせてほしい」「大切な方に布団で会わせたい」そういったお気持ちをくみながらの、故人様の状態保全は非常に難しい判断になります。
葬儀社はリスクを踏まえた適切な自宅安置を説明できなくてはなりませんが、リスク強調による金額面、精神面を犠牲にさせる誘導は決して許容できるものではありません。ご遺族の心情をお察しし寄り添える形で、人として誠実なご提案をさせていただく事が私たちの務めだと思っております。
お問い合わせ、ご不明な点などございましたら、以下のフォームからお問い合わせください。お電話でのお問い合わせも受け付けております。